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「特別でないただの一日」の感想など(1)

10/1が発売日であった、「マリア様がみてる」最新刊「特別でないただの一日」、とりあえず読了しました。まだ熟読していないので、十分に吟味できているわけではありませんが、何度か読み返すにつけ、「深い」本になったな、という感想を持ちました。
多少不満があるといえば、私は祐巳・祐麒姉弟が大好きなのですけど、彼らの活躍が中心になるかと思いきや、それは扱いが小さかったと言うこと、それから、あれだけの事件がありながら、祐巳も祐麒も、祥子様すら、わだかまりがないかのような描き方だったことです。その前に何かあったのだろうか。それとも、ただ隠れているだけなのだろうか。もともと祐麒は「祥子さん」には弱いけれど、さらに負い目ができてしまったかな?祥子は祐麒をどう思っているのだろう?

予想が一つ当たりました。可南子ちゃんの抱えていることを解きほぐすのが、少なくとも祐巳ではないということです。彼女にはまず無理、というか、関わりがなさすぎるし、そこまで踏み込むほどにお節介を焼くわけではありません。
過激かつ迷惑なほどのお節介を焼くのは、むしろ瞳子だと思っていたので、もしかしたら彼女かとも思いましたが、祥子様が背中を押しましたね。「紅薔薇のつぼみの不在」の吟味不足ですね。
瞳子ちゃんは瞳子ちゃんで、何らかの理由で(たぶん、祐巳のことを気にしすぎて)調子を崩し、演劇部で別の問題を抱えてしまい、その解決策を祐巳に提示してもらうという「(彼女にとっては)ていたらく」になってしまいました。瞳子ちゃん自身、祐巳に対する思いを測りかねている、扱いに困っているように感じます。大好きな演劇のことが原因だったことも加わり、本来の慎重さが影を潜めてしまっていたのではないでしょうか?

とりあえず、瞳子ちゃんについてはこのあたりでしょうか。
可南子ちゃんと祥子様、配役、それから可南子ちゃんのお父さんと夕子先輩と次子ちゃん、お母さん…それと、「とりかへばや」に対する祐巳の感想などのつながりについては、また別に。

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