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「大きな扉 小さな鍵」後半の感想(1)

口内炎、ほぼ治ったんですがまだちょっと残っています。どうしようかな。
「.hack//G.U. Vol2 君想フ声」、マリみて新刊「大きな扉 小さな鍵」発売までにクリアしてしまうだろうと思っていたら、できませんでした。興味を引くものが同時に2つもあると大変です。

 さて、「扉・鍵」の感想ですけれど。
 頭の中がすっかり「瞳子ちゃん」で占められてしまっているので、前半に関しての感想解題は後回しになるでしょう……とりあえず、前半では由乃さん視点が楽しいですね。祥子視点の部分は読み取りが難しいです。
 そして後半。重いです。予想通りの部分と、そうでないところとありましたが、半分以上は想像通りではありました。それだけに厳しいですね。厳しい想像をしていただけに、はずれてほしかったんです。物語としてはドラマティックになりますけれど……
 ただ、読んでいて思いました。ようやくこの作品の、本来の主人公(ヒロイン)が登場したのだな、などと。

 直前には、「実際には瞳子ちゃんの抱えている課題はそれほど大きくないのではないか」とも思いました。
 しかしそうすると、「白地図」で柏木が祐巳に覚悟を促したり、その場で話さなかったりするのはおかしい。彼は、隠すメリットよりもデメリットが大きいならば、状況に応じて話すような奴だと思うんですよね。「パラさし」での祥子の隠し事をあっさりばらしたように。
 ところが、重大であるならば、なぜ祥子が知らないということになる。
 この二つのことを考え合わせ、さらに「レディ、GO!」での可南子ちゃんの状況に対する瞳子ちゃんのコメントを合わせれば、自ずと見えてきてしまう仮説……親子関係に何かがある……特に、「親が違う」ということ……それが結局、当たりだったわけですよね。
 瞳子ちゃんの生みの母・実の父については全くわかりません。これに関しては何の情報も提示されていません。
 
 瞳子ちゃんの状況に関しては、扉が開いてしまったことにより、これからもう一つ谷を迎えるのではないか、と思っています。ただ、すでにアンカー(錨)としての絆を確認しているため、それはある意味では自分の状況の確認ということでもあります。瞳子ちゃん自身はともかく、周囲が彼女の激変に対応できるかどうか……対応できる者を彼女が選ぶことができるのか……ということに関しても、それほどの心配はいらないかとも思います。

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