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用語「最悪の根拠」の出典について など

 最近このブログでSSのような文章が掲載されるようになりました。
 開設当初は、できるならば考察とそれを用いたSSをあわせて書いていきたいなどとも考えていたのですが、いざ久しぶりにファンフィクションを書いてみようとすると、恥ずかしさのあまり悶絶してできなかったのです。例えばこれなどがそうです。
 自分で書くことが困難ならば、どなたかにネタを提供するつもりで書けないか……そんなことをずっと考えながら書き連ねているのが、この「解題」です。
 
 もうひとつ。
 瞳子ちゃんに関する話題で「最悪の根拠」という言葉を用いていますが、これには出典があります。

宮村優子(GAINAX監修)「ASUKA」1997, 角川文庫

 「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクター、惣流アスカ・ラングレーの本編における場面の絵に、キャラクターの声の役者、宮村優子が文を添えたものです。この中にあったのが以下のフレーズです。
 
 最悪の根拠
 生まれてきた私
 最善のさじかげん
 そのようなもの

(「ASUKA」P.66)
 このフレーズや、「最悪の根拠」という言葉自体が身に付いてしまっておりました。
 アスカ……特に本編のアスカと瞳子ちゃんには、異なる点が多いと感じます。
 
 「エヴァ」のアスカには、支えるものや温かさ、抱きしめる者が周囲に誰一人として居りませんでした。
 それに対して、瞳子ちゃんの周囲は何と「守るもの」「支えるもの」「手を差し伸べるもの」「抱きしめるもの」「温かさ」にあふれていることか……
 逆に言うと、これだけ環境が整うことによって漸く一つの魂を温め繋ぎ止めることができるということであり、誰かを支えるということはそれだけ負担のかかる一人ではできないものである、ということです。
 このことは肝に銘じておく必要がありましょう。

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