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2007年4月の投稿

追加データ;シャーリー分が足りない

上半身のいろんなところがね、痙攣するんですよ。痛みを伴って。
色々原因を考えているんですけれど……ビタミン不足かもね?

さて。
先にここで示したデータについて、追加です。

PISAは、2003年だけでなく、その3年前の2000年にも統計が取られています。
日本における「友達ができやすさ」「好かれている感じ」の否定的回答の多さ、「場違い感」の高さは、2000年でも2003年でもほとんど変化がありません(むしろ低くなっているものも)
ここでのおもしろいデータはこれです。

ST31Q06(2000), ST27Q06(2003):My school is a place where: I feel lonely(私の学校は、自分が孤独を感じる場所である)
日本
2000年 Strongly Agree:3.96、Agree:6.77、Disagree:46.21、Strongly Disagree:40.64
2003年 Strongly Agree:9.85 Agree:19.66 Disagree:50.81 Strongly Disagree:19.14

(平均(2000)Strongly Agree:2.14、Agree:7.13、Disagree:37.05、Strongly Disagree:51.37)
(平均(2003)Strongly Agree:2.28 Agree:5.61 Disagree:33.89 Strongly Disagree:54.88)

わかりますよね?
2000年でも、「孤独とは思わない」傾向は平均よりやや高いのですが、「孤独である」ことを肯定する答えは平均とあまり変わらないのです。それが2003年になると、「孤独とは全く思わない」回答は半分以下に激減、逆に「孤独であると思う/強くそう思う」の回答はそれぞれ3倍になっているのです。

この質問で、わずか3年の間にこれほどの違いが現れた裏には、何があるのでしょう??
大きな事件があると意識もか悪者ですが、そうなると、9・11くらいしか思い当たらないのです。それがどうしたというのでしょう……??
9・11以降、是非は別にしてかまびすしく叫ばれた単語に、「自己責任」などがあると思いますが、それが影響しているのではないかとも考えてしまいます。もう一つ、「帰属への圧力」「排他性」で生徒を縛り付けた単語もありますよね。何とは言いませんが。是非はどうでもいいのです。ここで問題になるのは、それらの単語が持つ「力」、影響力と束縛力です。
「仲間にならなければ人間ではない」という圧力は元々強いでしょう。それがさらに強くなった可能性がある。それに加えて「自分がとった行動・選択のすべての責任は自分が負わなければならない」という圧力が加わった。仲間になるよう選択することを強要される一方で、その選択の責任が個人に還元される(押しつけられる)わけで、大きな「ねじれ」が個人に起こるようになった。……というシナリオが描けますが……さて。

もう一つデータが出ました。
日本青少年研究所の統計データ概要です。

ひとつは、「疲れている」「イライラしている」生徒の多さ。まあ、4カ国しか調べてない統計ですけど、日本はそのほかの国の倍近くありますね。「疲れている」の肯定の回答率5割ってすごい数字です。
その一方で、PISAのデータとはねじれがあるものもあります。「自分の特徴」に、「誰とでも仲良くできる」ってのが入っているらしいんですよ。PISA2000/2003の「友達を作るのは簡単ではない」との回答とはねじれがありますね。……つまり?誰とでも仲良く振る舞うけれど、友達にはならない、と?

報道で取り上げられたのは「偉くなる」ことについての数字だったんですが、気になったのは「偉くなるとどうなるか」において、「周りから尊敬される」というのが入っていないこと。目立つ回答ではなかったというのか、それとも目立って少なかった回答なのか、そのあたり詳しいものがなければならないんですが、手に入れるのに金がかかるというのは……う〜む。

で、実感として「自分が尊重/尊敬されている」という実感があるかといえば……さて?と。自分としては「なくはないよな」と思うのですが、一般的に言って「尊敬する」「尊重する」という態度が少ないのかもしれないな、と思うのです。
メイドものが流行る一つの原因なのかしら、とか思ったり。

「シャーリー」を読み、その帯に「尊敬と信頼」とあり、確かにそれがベネットとシャーリー(あるいはケリーとエマ、ドロテアとエマ、ウィリアムとエマ、エレノアとアニーなどなど)にあるのを見るにつけ、巷にシャーリー分の不足を感じざるを得ないのでございます。
これ、ほら、マリみてにも間違いなくありますよね?

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5/3(祝・木)都産祭2007・「リリアンフェスティバル」参加いたします

今更ながら「絶対少年」なんかにはまっております。

さて、先日初めて売る側として即売会に参加したのですが、
その勢いで5/3(木・祝)の「リリアンフェスティバル」にも参加することになりました。都立産業貿易センター4Fです。
スペースはNo.6です。(総合アニメーション科学・教育研究所)

期間のほかに、できれば、コピー本ですけれど、増補版のような新刊も用意したいと考えてます(まだ書いてません!orz)

「あなたを探しに」の感想はもう少しお待ちください。非常に内容が豊富な上に充実しているので、それぞれを読み解いていくと大変な作業になりますね。特定のキャラクターに集中しなければならないですが……
まあ、ぼちぼち。

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