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荻上さんの障害:げんしけん・笹原と荻上

*この記事は、すでに無くなってしまった別のブログにあった記事を再掲するものです。

 荻上さんが(ごく)軽度の(心的)外傷性ストレス障害(PTSD)の可能性がある、ということを述べました。その根拠となることは、最新の連載第45話「夢酔い」でほぼ出そろったというところですが、いずれにしても専門家でないものの判断なので、話半分で聞いて(読んで)いただければと思います。

PTSDと判断される基準は結構厳しいと知りました。本人またはごく親しい者の、死または生命に関わるような重大な事件、強い恐怖の経験、激しく傷ついた体験同様の場面を避けようとする行動、そのような場面に出会ったとき記憶が突然意に反して想起されること、あるいは悪夢にみること、感情が失われること(おそらく無表情になる)などなど。

 荻上さんにはほとんどの症状があるように思います。悪夢、記憶のフラッシュバック、身体化、無表情・失感情、何かを避けよう・拒絶しようとする行動など。

 たぶん、荻上さんはまだ(私はちょっと読んだだけで詳しい内容を把握していないのですが)第44話「目眩く」での話ではすべてのことを話していないと思うのです。ひねくれるには、あるいはオタク嫌いになることについては十分な体験であっても、それ以上の「見せられない」という絶対的な回避・拒否の源泉とはならないのではないか、あるいはコミフェス会場で気分が悪くなったり(身体化)、無表情になったりするところにまでは行かないのではないか、という気がするのです。

 まあ、そのことは第45話を読まなければわからない部分でもあるわけですが。もっと彼女にとって重大な何かがあり、そのために彼女にとって絶対に回避しなければならないことがある、という気がします。

 それはおそらく……第45話に出てきた、あの記憶ですね。


 荻上さんは「無愛想キャラを作っている」と言われたりしますが、実際には中学の時のことをきっかけにして無表情になった、感情のいくつか(の表現)を失ったと言う方がしっくり来るのです。軽井沢「合宿」に行っても一人だけ輪にはいることを避けることも目立ちましたし。

 

 何より、彼女の笑顔を見たことがないのです。それを見たい!

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