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2015年5月の投稿

杉浦日向子原作・原恵一監督アニメ映画「百日紅」感想。

公開初日5月9日、アニメ映画「百日紅」を見に行きました。

そうです。これは「映画」ではなく、「アニメ映画」です。アニメでしかできない表現を、江戸時代の浮世絵と合わせようとして、まあ、少し違和感はあるのだけれど、それを目指しました、それでいくつかのことが出来ました、そしてそれは今の日本の現実とつながっています……という、アニメの作り手の思いが伝わってきます。
「面白かった?つまらなかった?」 さあ……?
「感動した?」 「絵と動きにね。」
「じゃあどんな感想を持ったの?」 「お猶が可愛かった。」
そう、お猶が可愛く描かれていたのだ。これが原作と大きく異なる点であり、難しい感想を求められる点の一つだと思う。
「それだけ?」
いや、それだけではない。杉浦日向子の原作を読んでいると、作り手の思いがさらに伝わってくる。「あの作品を、事もあろうにアニメにするとは、自分たちは無謀な挑戦をしたものだ。しかし、作りたい。あの作品に劣らない作品を作りたい」という感じかな。 すると、主な感想はこうなる。
「へぇー」「へぇー」「へぇー」
後で思い起こしてみると、「勉強をした!」という感想が一番自分の思いに近いのだ。

そして、「あともう一度は見なおしてみなければ、なにか書くのは難しい」と思った。しかし新鮮なうちに書いておかなければならないこともあると思うので、とりあえず書いてみることにした。

ネタバレOKな方は続きをどうぞ。

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